2015年6月16日火曜日

男性も一読の価値アリ!女性だけのワインコンペ「サクラアワード」のオフィシャルガイドブック

今年の2月に、第2回目を迎えたワインコンペ「サクラアワード」。

審査員300名全員がワインに精通した日本女性という
世界でも稀なワインコンクールです。

まだ第2回目ながら、
初回の1.5倍増という2,904本がエントリーされ
その注目度、盛り上がりは増す一方。
ワイン関係者も熱い注目を注いでいます。

今回は、そのサクラアワードのワインガイド本のご紹介。














サクラアワード ワインガイド 2015-16
“SAKURA”Japan Women's Wine Awards事務局編 /講談社
 本体価格 1,000円(税別)


主催する審査責任者の田辺由美さんは
「東京五輪までに、日本人1人あたりのワイン年間消費量5ℓに増加させる」
という大きな目標に向けて、このコンクールを興しました。
現在の日本人1人あたりの消費量は約年間3.3ℓ。
まだまだ道半ばですが、その最大の原因には、日本の消費者が
「何を買っていいのか、よくわからないから」ということがあげられます。

よほどのワイン通でもない限り、
ボトルを見ただけでそれがどんなワインかわかる人はいません。
ワイン選びに悩んでいる女性達がワインを選びやすくなるように
そんな想いから、このコンペが生まれました。















そして、サクラアワードができたきっかけのもう一つに、
「海外生産者と日本の女性の懸け橋に」という願いがあったそうです。

海外の生産者はよく、日本で自分たちが造ったワインを売りたいと思った時に、
日本人が普段食べているのは当然、寿司や天ぷらだと
誤解していることが多いようです。
実際には、日本の家庭で食べられているのは
バラエティ豊かで、和食のほか、中華や洋食、エスニックまで多種多彩ですね。

こうした誤解を解き、
海外生産者と、リアルな日本の食卓を繋ぐ懸け橋として、
日々の食事を作っていることが多いであろう女性にフォーカスを当てた、
サクラワインアワードが生まれたそうです。

そんなわけで、
サクラアワードのベストワイン賞には、「寿司」「天ぷら」のほかにも
「韓国料理」「中華料理」「エスニック料理」といった
バラエティ豊かな料理部門が並びます。
















↑ベストワイン賞「中華」と「エスニック料理」

また、賞の部門には「ラベルデザイン賞」まで。
ワインコンペでは意外とお目にかかれない賞ですね。
















↑ラベルデザイン賞
 エノテカからは、カステッロ・ディ・アマのハイクが見事受賞しました。

その他にも、既存の権威にとらわれない
自由な発想で選ばれたワインが多数掲載されています。

「美味しいワインが飲みたい」という素直な欲求を満たしてくれるガイドブック。
ワイン選びに悩んでいる女性はもちろん、
どんなワインが女性に評価されているのか知りたい男性の皆様も
一読の価値アリ!ですよ。

★エノテカ・オンラインのサクラワインアワード特集はコチラ★
http://www.enoteca.co.jp/item/list?_label=4G
 
 

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