2014年10月27日月曜日

シャルドネの出来に注目!2014年ボジョレー最新情報

お待たせしました、
ボジョレー委員会より、収穫後の最新情報が発表されました!

今年の特徴は、

「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい 期待がもてるヴィンテージ!」

ボージョレーワイン委員会のプレスリリースの抜粋は以下の通り。

~最終的に、ボージョレーの2014年は、とても良い気候条件の恩恵を受けた。
シーズンの初めは暖かく乾燥していて、続く春は日照に恵まれ、
開花は最適な条件の中で進んだ。夏は少し雨が多かったが、
ぶどう樹に必要な水分をもたらし、かなり涼しかったために、
素晴らしい衛生状態を保つことができた。
最後に、晩秋は良く晴れ、夜間は涼しかった。
ぶどうにも人間にもありがたい、自然のささやかな後押しであった。~

さらに、ボジョレーの研究専門機関、シカレックス・ボージョレーの幹部、
ベルトラン・シャトレ氏のコメントによると、
「果汁の発酵はうまく進み、ワインには、アロマの見事な強さがある」
とのこと。
























また、今年特筆すべきは、シャルドネの出来だそうです。

「ボージョレーとボージョレー・ヴィラージュの2014年の白ワインは偉大は品質で、
官能的でボリューム感がある味わいになるだろう。大いに注目すべきワインである!」

と、委員会からもお墨付きをいただいています。
今から出来が楽しみですね!


▼早割は10月31日(金)まで!!ボジョレーのご予約はコチラ▼
http://www.enoteca.co.jp/bjn/index.html








2014年10月13日月曜日

ビオワイン生産者がつくる料理の本

昨今、料理本は星の数ほどあれど、
「ビオワインの生産者がつくる」料理のレシピ本というのは、
初めてのジャンルではないでしょうか?

今回は、そんなユニークな料理本のご紹介です。



「フランス郷土料理の発想と組み立て
 ビオワインの生産者15人がつくる50品のレシピ」
編者 鳥海美奈子/出版 株式会社 誠文堂新光社 定価2,600円+税


編者の鳥海さんは、ノンフィクション系の雑誌記者として活躍され、
2004年からフランス・ブルゴーニュ地方やパリに滞在して、
フランスのワインや食について執筆されている方です。

本書では、ボルドーのポンテ・カネやアルザスのマルク・テンペ、
シャンパーニュのルイ・ロデレール、ブルゴーニュのフランソワ・ミクルスキといった
名だたるビオワイン生産者を取材し、そのワイン造りや自慢の料理が
美しい写真とともに掲載されています。


例えば、フランソワ・ミクルスキを訪ねたページでは、
ワイナリーで日頃クレマン・ド・ブルゴーニュと一緒に楽しむというさくらんぼのタルトを紹介。
ワインに合わせるために、砂糖は少なめにするのがポイントとのこと。

実際にワイナリーを訪問して取材しているからこそ知ることができる、
生産者のユニークなマリアージュに心躍ります。
また、ワイン造りのこだわりに対する取材も丹念にされており、
ワイナリー訪問記としても楽しめる、ワイン好きには嬉しい内容。




















ワイン生産者が造る料理とワインとの組み合わせはとっても自由で、
新しいマリアージュの発見がたくさんあります。
それともう一つ、
レシピがシンプルでつくりやすそうなものが多いのもポイント。

是非、ご自宅での料理とワインのマリアージュの参考にしてみてはいかがでしょうか。


▼ミクルスキのクレマン・ド・ブルゴーニュはコチラ
http://www.enoteca.co.jp/item/detail/FA3033282300