2016年6月26日日曜日

“キング・オブ・ロゼ”ドメーヌ・オット★より待望の新商品登場!

先日、フランス・プロヴァンスの老舗ワイナリー、ドメーヌ・オット★から
セールス・ディレクターのクリストフ・ルナール氏が来日。
スタッフ向けセミナーが行われました。




















↑オット★で働いて20年間というクリストフ・ルナールさん

ドメーヌ・オット★は、今からちょうど120年前
アルザス生まれのマルセル・オット氏が、
ワイン造りに最適な土地を探し求めて、
ようやく見つけたプロヴァンスの地ではじめたワイナリー。

以降、代々家族経営で優れたワインを造り続け、
2004年にはシャンパーニュの名門、ルイ・ロデレールとパートナーシップを結び、
現在は、四代目のクリスチャンとジャン・フランソワ・オット従兄弟が
ワイン造りを担っています。




















↑クリスチャン&ジャン・フランソワ・オット従兄弟


今回は数あるラインナップの中でも、
新商品「バイ・オット」のお披露目ということで
バイ・オットの誕生した理由を教えてくださいました。

バイ・オットの説明の前に、彼らのトップ・キュヴェである
クール・ド・ゲランシリーズについて説明しなくてはなりません。

彼らが所有する3つの銘醸畑、
シャトー・ロマサン、クロ・ミレイユ、シャトー・ド・セル
それぞれで造られているトップキュヴェのロゼが
“キング・オブ・ロゼ”と呼ばれるこのクール・ド・グレンシリーズ。


















2014年 バンドール・ロゼ・クール・ド・グレン・シャトー・ロマサン
4,700 円 (5,076 円 税込)


100%自社畑のブドウを女性達が手摘みで収穫、
(なぜ女性?と質問すると、「男性よりきっちりブドウの選別をやってくれるから!」だそう・・)
それらは、さらに3回もの選別を経てようやくプレスされます。

そしてここからがオット★のキングたる秘密。
ロゼワインの多くがセニエ法でピンクの色を抽出するのに対し
オット★では、軽くプレスするだけ。
つまり、白ワインと同じ方法で造られるのです。
これは、白ワイン造りで知られるアルザス出身の創業者
マルセル・オット氏が考え出した方法なのだとか。

そしてもう一つこだわりが。
ここでは、全量の60%だけしかプレスされません。
残りの40%は他のワイナリーに売ってしまうそうです。
こんな贅沢な製法を採用しているのは、プロヴァンスでオット★だけだとか。

1番搾りの、さらに60%しか使わない、非常に贅沢な製法だからこそ
キング・オブ・ロゼと呼ばれる品質を保てるのですね。

最後に、別々に仕込まれた20ものキュヴェをブラインドでテイスティングして
トップキュヴェのブレンドを決定します。
ここでもさらに選別が行われ、最終的に使用されるのは全体の70~80%だけ。

実はこのブラインドテイスティングには、オット兄弟のほか、
天才醸造家と呼ばれるルイ・ロデレールのチーフワインメーカー
ジャン・バティスト・レカイヨン氏も毎年参加し、キュヴェを吟味するそうです。




















↑ルイ・ロデレールのチーフワインメーカー、ジャン・バティスト・レカイヨン氏


そしてこちらがすでに世界で大ヒットしているという待望の新作「バイ・オット」


















2015年 バイ・オット・ロゼ
3,000 円 (3,240 円 税込)

トップキュヴェの最終ブレンドでセレクトされなかった20~30%のキュヴェ、
そしてシャトー・ド・セルに新たに購入した自社畑のブドウが50%。
さらにブラインドテイスティングを経て買い付けたジュース
(といっても必ず古い付き合いのある生産者だけからしか買わないそうです)
を使って仕込んだワインが50%使用されています。

プロヴァンスには400近くのワイナリーがありますが、
そのほとんどはブドウを栽培して売る小規模生産者。
大手ワイナリーは24ほどで、こうした小規模生産者から買い付けることが多いそうです。
広い自社畑から生まれる高品質なワインが、オット★の名声を高めました。

実はオット★では、昨年シャトー・ド・セルに新しいワイナリーを新設し
これまで以上に多くのキュヴェを自分たちで仕込むことができるようになったそうです。

だからこそ、オットの名前を冠した
セカンドワイン的キュヴェの発売を決意したのだとか。






















2015年のバイ・オット・ロゼはとても淡いサーモンピンク色。
香りはとてもふくよかで、赤いチェリー、洋ナシ、白い花、蜜といった
可憐なアロマがグラスに広がります。

とても繊細でありながら上質なロゼらしい複雑味が感じられ、
キング・オブ・ロゼのエッセンスを存分に感じることができます。

クリストフ・ルナールさん曰く

 「これはリラックスタイムで飲むワインだよ!」

トップキュヴェのクール・ド・グレンは特別な日に飲みたいロゼですが、
このバイ・オットなら、しっかり冷やして休日のランチに気軽に楽しめそうです♪

2016年6月19日日曜日

酒歴70年!日本ワイン界の大御所が書く「快楽ワイン道」

本日は、つい先月、
日本ワイン界の長老、山本博さんが満を持して出版された本
「快楽ワイン道」をご紹介します。

























快楽ワイン道 / 山本博
講談社 定価 本体1,300円(税別)


~著者略歴~ 
1931年横浜市まれ。現役弁護士にして、日本ワイン界の大御所。
ワインに興味を持ったのは1940年代後半。69年に念願の渡仏を果たす。
以来、世界各地のワイナリーを訪ね、
英仏で出版されているワイン飲みにとっての「必読ワイン書」を多数翻訳。
日本におけるワイン知識の普及に大きな役割を果たした。
日本輸入ワイン協会会長。日本ワインを愛する会会長。
著書に『ワインの女王』『日本のワイン』(ともに早川書房)
『シャンパン物語』(柴田書店)『ワインの歴史』(河出書房新社)、
訳書に『新フランスワイン』(柴田書店)『ワインの王様』(早川書房)
『ブルゴーニュワイン』(河出書房新社)など多数。
※講談社HPより


日本ワイン界の重鎮ともいえる山本氏ですが
本書のおもしろさは何といっても
山本氏が、いち愛好家としての姿勢を徹底していること。

本業ではなく、趣味としてワインを楽しんでいるからこそ
ワインについて、言いたい放題ともいえる発言が俄然面白いのです。

例えば、「ロマネ・コンティよりラ・ターシュが好きだ」と言って
マダム・ルロワの逆鱗に触れたことや、
ドメーヌ・ルフレーヴで、ビオディナミとそうでないワインを飲み比べて
「そう違っているとは思えない」と言ってしまって出入り禁止になったり・・・
と、どんな相手にも正直な発言をしてしまうエピソードが痛快です。

そして山本氏のすごいところは、
日本でまともなワインが飲めなかった時代から
ご自身でワインに関する本を取り寄せて翻訳、
さらに「飲まずには語れない!」と、フランスをはじめ海外にせっせと足を運んで
様々な失敗を経ながらワインの味を覚えて行ったこと。

本書はワインが高級なお酒だった時代から現代までの
日本におけるワインの受容史としても興味深く、
何より、山本氏の好奇心とバイタリティに喝采を送りたくなります。

いち愛好家として、こんな風にワインを楽しんで歳を取りたいなあ・・・
と思わずにいられない名著。ワインラヴァーの皆さま、必読です!


2016年6月4日土曜日

文学ワイン会「本の音 夜話(ほんのね やわ)」小説家・島本理生さん登場!

先日、第8回文学ワイン会「本の音 夜話」が
ワインショップ・エノテカ 銀座店 カフェ&バー・エノテカ・ミレで開催され、
小説家の島本理生さんにゲストでお越しいただきました!




















ナビゲーターの山内宏泰さんから、
文学ワイン会にとてもふさわしいゲストとして紹介された島本理生さん。
ワインや日本酒が大好きでいらっしゃるそうです。

ご自身がお酒好きなことから、作品の中にもお酒がかなり登場します。

  「お酒を飲む場面は好きなので、毎回大体出てくるんですが、
  ワインを出すか、日本酒を出すかは作品によって結構分かれるところ。
  やはり同じお酒でもだいぶ作品の印象が変わるなというのを書いていて実感します。

  私の小説は、これから男女で何か起きるときってシャンパンかワインなんですよね。
  そこで日本酒を一升瓶で飲んでいたらちょっと違うかなと。笑
  やっぱり恋愛ってワインとすごく相性がいいなあと思うんです。」






















ご著書『あられもない祈り』ではシャンパンが、
『Red』では赤ワインが登場します。
小説に登場する料理やワインは登場人物の関係性が反映されているとのこと。

  「『Red』では私の趣味と全精力をかけて、
  小説の中にお酒とご飯の描写をふんだんに盛り込みました。
  途中から趣味のように料理の描写が続くんですけど。笑

  かなり気に入っている場面が後半にあって、
  ちょっと古いフレンチのお店で仔羊の塩焼きと一緒に
  赤ワインを飲む場面なんですけど、料理は牛でも豚でもなく、仔羊。
 
  真っ直ぐではないクセのあるふたりの関係性や、
  相手の男の人のイメージなどを考えながら選んでいます。」

小説に出てくるお酒や料理は、
島本さんの嗜好のみならず、
登場人物の性格や背景までをも考察して描かれたもの。
お酒や料理が出てきた理由を考えながら小説を読むのも楽しそうです。


この会でサービスしたワインは、
最新刊『イノセント』と『Red』、それぞれの小説のイメージに合う白と赤。
島本さんからのリクエストにお応えしたもので、
『イノセント』は、「ライチや花の香りがするような、辛口だけど華やかさのある白」を、
『Red』は、「飲んだときに煙る感じと甘味が両方あって、
時間が経つにつれて味が複雑に変化する、重めの赤ワインを」と
具体的なイメージをいただきました。

当日お出ししたのが下記のワインです。






















◆小説『イノセント』のイメージに合わせて…
ゲヴェルツトラミネール / エナーテ2015 白 税込2,808円






















◆小説『Red』のイメージに合わせて…
プリヴァーダ / ボデガ・ノートン2013 赤 税抜3,240円

最新刊『イノセント』は、島本さんの作品の中で、いちばん幸福な結末を迎えます。

 「障害がある恋が好きで、無意識にそういうものを書いているから、
  つい最近まで主人公と相手の男性がまともにつきあった小説すら
  書いていないことに気づきました。笑
  『イノセント』は、今まで本当に初めてぐらいのハッピーエンド。
  ここまではっきりちゃんと成就するって珍しいと思います。」

  




















『イノセント』(集英社)
定価1600円+税

最新長編小説。
一人の女性と二人の男性の出逢いが奏でる、
葛藤と悔恨、愛と救済をめぐる物語。


最後の質問コーナーでは、お客様から山のような質問が!
とくに印象に残ったのが、

 「作家とは何でしょうか?」

という質問へのお答え。

 「作家の役割は、私個人は決めつけないことだと思っています。
  同調圧力とかそういった大多数の力だけじゃない道を示すこと。
  できる限り決めつけないことで人を楽にするというか、
  何とも言えない感情を小説の中だけでは向き合えたりする、そういうものかなと。

  人が良いと言っていることも悪いと言っていることもどんどん分解して解体していく。
  人を自由にするのが作家の仕事かな、と思っています。」


















この会のため、ワインやお酒が出てくる小説やエッセイを
たくさん持ってこられた島本さん。
岡本太郎『芸術と青春』、江國香織『きらきらひかる』、
開高健『小説家のメニュー』、そして千早茜『男ともだち』。
それぞれについて解説や感想をお話いただきながら、
ワインが登場するシーンを朗読いただいたのは、なんとも贅沢なひとときでした!

ワインの魅力を文学と重ねた島本さんのお話は、まさにこの会ならでは。
率直に語られるエピソードの数々に、会場は何度も笑いの渦に包まれました。
ワインを飲みながら、島本さんの小説をまた読み返してみよう、
お薦めされた小説を読んでみよう、と思われたお客様も多いはず。
ワインと文学が絡み合う、刺激的な一夜となりました。

2016年5月28日土曜日

新たなトレンド?! 「熟成」がコンセプトのチリワイン

「チリワインの垂直9ヴィンテージテイスティング」

垂直とは、同じ銘柄のワインを年代違いで飲み比べること。

「ボルドーやブルゴーニュワインならともかく、チリワインで!?」
と、ワイン好きの方ならびっくりしそうなテイスティングが
先日、アンダーズ東京で行われました。






















行われたのは、
「エスクード・ロホ スペシャルテイスティングセミナー」。

このような垂直テイスティングは初めての試み、ということで、
会場には、ソムリエ、バイヤー、ワインジャーナリストなど
ワインのプロフェッショナルが大勢来場されました。


エスクード・ロホは、
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリが手掛けるトップキュヴェ。

バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリは、
フランス、ボルドーのシャトー・ムートン・ロスチャイルドを有する
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが
1979年にカリフォルニアで始めたオーパス・ワン、
1997年にチリで始めたアルマヴィーヴァに続いて、
2003年に、チリのマイポ・ヴァレーに設立したワイナリーです。
















↑ 2003年に設立したバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリ
  写真右は、故バロネス・フィリピーヌ・ド・ロスチャイルド男爵夫人


「エスクード・ロホ」とは、スペイン語で「赤い盾」を意味し
これは「ロスチャイルド=赤い盾」と同義。
ロスチャイルド家の名を冠した、初のワインだったそうです。






















↑ワインの解説を行うエマニュエル・リフォー氏

今回セミナーでエスクード・ロホについて語ってくださったのは
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリの社長兼ワインメーカーの
エマニュエル・リフォー氏。

フランス生まれのエマニュエル氏は、
ボルドーでワイン醸造学、土壌学を学んだ後、
シャトー・フェラン・セギュールでアシスタントワインメーカーを務め、
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社に入社。

ムートン・カデやシャトー・ムートンのワイン造りに携わった後
2004年からチリでのワイン造りを担っています。


エスクード・ロホに使われるブドウが栽培されているのは、
主にマイポ・ヴァレー。
砂利が多い土壌は、フランスのボルドーやコート・ロティに似ており
そのためカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーといったブドウ品種が
植えられています。

エスクード・ロホは、ボルドーの伝統的なシャトーコンセプトで造られます。
シャトー・ムートンやアルマヴィーヴァと同様に、
ブドウは全て手摘み、10㎏の小さなバスケットに入れてワイナリーに運ばれ、
選果は「ダブルセレクション」。
除梗前に1度、さらに除梗後に1度、合計2回、人の手によって丁寧に行われます。



















ブドウは最新鋭の設備で醸造され、
さらに、ボルドー仕込みの洗練されたアッサンブラージュによって
ワインが完成します。



早速テイスティングが始まりました。
ワインは全てエスクード・ロホ。
2006年から最新の2014年まで、9ヴィンテージがずらり勢揃いしました。


















熟成によってやわらかく芳醇な味わいに変化していた2006年から
パワフルな2013年まで、全く異なる個性に驚きましたが、
特に印象的だった2つのヴィンテージをご紹介します。



















2008年 エスクード・ロホ・ヴィンテージ・コレクション
3,000円(3,240円 税込)


こちらは8年の熟成を経たボトル。
2008年のチリは、過去40年間で最も冷涼かつ乾燥した冬、
そして熱く乾燥した夏、という厳しい気候だったそうです。
ワインは例年以上にエレガントに仕上がっており、
果実の香りに加え、
清涼感のあるハーブのようなニュアンスが感じられます。

エマニュエルさん曰く

 「まるでボルドー・ポイヤックのワイン!」

確かに、とてもエレガントかつ優美な味わいは、
ボルドーワインと見まがうほど。

今まさに飲み頃を迎え始めた2008年。
チリワインにありがちな甘い果実味とは無縁の
クラシカルなボルドースタイルで、
チリワインが苦手なボルドーワインラヴァーにこそ
一度試していただきたい!そう思わせる1本でした。


もう一つが2012年。

















2012年 エスクード・ロホ
2,500 円 (2,700 円 税込)


カベルネ・ソーヴィニヨン39%、カルメネール35%、
シラー24%、カベルネ・フラン2%というブレンド。

2012年は非常に乾燥し、
地中海的な気候が大半を占めたヴィンテージ。
ブドウは理想的な成熟を迎えました。

こちらは2008年と違って
チリワインらしいパワフルな凝縮感があり、
甘いカシス、煮詰めたジャムやリコリス、
ハーブのニュアンスが感じられます。

味わいはとてもソフトでバランスが良く、
ボルドーワインを思わせるエレガンスが感じられるあたりはさすが。




















↑「スタイリッシュにお願いします!」というスタッフのリクエストに応えて、
 素敵なポーズをとってくださったエマニュエルさん

バロン・フィリップ社では、今後、
「熟成して楽しむチリワイン」というコンセプトをより強く打ち出していくそう。

昨年来日した、オーナーのフィリップ・ド・セレイ・ド・ロスチャイルド氏も、

 「熟成が我々の強み」

ということを強調していました。

長期熟成タイプのボルドー産グランヴァンを長年手がけてきた経験、
そして、豊富な資金力があるからこそ実践できるのが
「熟成」というコンセプトなのでしょう。

格安ワインからプレミアムワインまで、百花繚乱のチリワイン市場。
ロスチャイルド家がボルドーから持ち込んだ「熟成」というコンセプトは
チリワイン界に新たなトレンドを生み出すかもしれません。

2016年5月13日金曜日

本日はカクテルの日!ワインカクテルを楽しみませんか?

本日5月13日は「カクテルの日」。




















アメリカの新聞で初めて「カクテル」が定義されたのが1806年の5月13日。
その日を、日本のバーテンダー4団体が「カクテルの日」に制定しました。


実は昨年のブログでもワインカクテルをいくつかご紹介しました。
↓
http://winetsushin.blogspot.jp/2015/05/513.html

今回も、これからの季節にぴったり!
爽やかなワインカクテルを新たにご紹介します。

その1 「パンプルムース」





















あまり馴染みのない名前ですが、
実はフランスで大ヒット中!というカクテルがこちら。

作り方は拍子抜けするほど簡単。
ロゼワインにピンクグレープフルーツジュースをお好みで注ぐだけ!
グレープフルーツの苦みとロゼワインの程よいコクが相まって
とても爽やかな味わいになります。

想像以上にドライに仕上がるので、食中酒にぴったり。
昼下がりのランチにパンプルムースなんて、最高です♪
甘めが好きな方は、シロップを加えても。

パンプルムースには、淡い色合いの辛口ロゼがおすすめです。
南仏産のドライなロゼなどいかがでしょうか?


















ロスタル・カーズ・ロゼ
1,800 円 (1,944 円 税込)



その2 「アメリカンレモネード」





















こちらはポピュラーなワインカクテルですね。

作り方は、赤ワインとレモネードを3:4位の割合で混ぜるだけ。
最初にグラスに氷とレモネードを注いでおいて、
マドラー伝いに赤ワインをそーっと注ぐと
写真のようなきれいなグラデーションができます。

レモンの酸味と苦み、そして赤ワインの渋みが心地良い
大人のカクテルです。

飲み残しの赤ワインとレモンがあれば是非お試しを!


その3 「サングリア」




















最近日本でもにわかにブームの兆しのあるサングリア。

赤ワインにオレンジやレモン、
リンゴといったフルーツを加える作り方が定番ですが、
今回はちょっと珍しいレシピをご紹介。

こちらは、お好みの白ワインに桃ジュースと
桃、ラズベリーを加えたちょっと贅沢なサングリア。
白ワインと桃ジュースは、1:2くらいの割合でブレンドします。

見た目がとっても華やかで、パーティーのスターターにぴったり。
優しい甘みにラズベリーの酸味がアクセントになって、
やみつきになりそうな味わいです♪


その4 「グリーン・ムートン・カデ」




















こちらは昨年ご紹介して好評だったカクテル。

ボルドーの白ワイン「ムートン・カデ・ソーヴィニヨン・ブラン」
を使ったオリジナルカクテルです。

こちらも作り方は簡単。
大きめのグラスに氷をたくさん入れ、
ムートン・カデ・ソーヴィニヨン・ブラン120mlに
ガムシロップ10mlを加えて軽くステア。
最後にスライスしたライムを添えます。

ソーヴィニヨン・ブランの柑橘類やハーブの香りに
ライムの爽快な香りが加わって
グラスから清涼感が溢れだします。
まさに初夏から夏にかけてのアペリティフにぴったり!
是非お試しを。


















ムートン・カデ・ソーヴィニヨン・ブラン
1,600 円 (1,728 円 税込)



2016年5月8日日曜日

訪れるべき世界のスパークリングワイン産地トップ5

長かったゴールデンウィークも本日で終わり。
すでに明日のことを考えて憂鬱・・という方も多いかもしれません。

そんな連休最終日には、
さっそく次の休暇の計画を考えて、気を紛らわせることにましょう(笑)

ということで、本日は、
イギリスのワイン専門誌『デキャンター』が発表した
「訪れるべきスパークリングワイン産地トップ5」
1位から3位までをご紹介します。


第1位
シャンパーニュ(フランス)















↑ルイ・ロデレールの畑



もちろん1位は言わずもがな「シャンパーニュ」ですね。

デキャンター誌は、

 「シャンパーニュには豊かな歴史があり、
  2015年にはユネスコの世界文化遺産に登録。
  地下に広がる巨大なセラーを、パリからたった4時間で目にすることができる。」

とコメント。

2015年にユネスコの世界文化遺産として登録されたシャンパーニュ地方。
特にランスに広がる歴史あるメゾンと、白亜質の土壌を切り開いて造られた
地下に広がるカーヴ群が、認定のポイントになりました。

















↑シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルドのカーヴ

ブドウ栽培地の北限に近いシャンパーニュ地方ですが、
そのハンデを逆手にとり、アッサンブラージュや動瓶、デコルジュマンなど、
技術と手間が必要なワイン造りの工程を積み重ねることで
他の産地には真似のできないワインを生み出すことに成功しました。

美しい景観に加え、
職人たちによるワイン造りの技術の粋が結晶した場所でもあり、
ワインラヴァーなら一度は訪れるべき価値がありそうです。

シャンパーニュツアーの詳細は、
デキャンターのトラベルガイドを参考に ↓
Decanter travel guide to Champagne.


第2位
プロセッコ(イタリア)














↑ビソルの畑。
 こちらはプロセッコのグラン・クリュと言われるカルティッツェの畑


近年人気急上昇中のスパークリングワイン、プロセッコ。
特に欧米では、消費量が爆発的に伸びているとか。

写真を見ておわかりの通り、
プロセッコは丘が連なる産地。

特に西に位置するヴァルドッビアーネに生産者が集中しており、
急峻な丘で栽培されたブドウから
高品質なプロセッコが生み出されています。

デキャンター誌は、

 「ヴェニスから近いので、歴史的な水上都市も一緒に訪れることをお忘れなく。」

とコメント。

なるほど!世界的な観光都市、ヴェネツィア観光が同時にできることも
プロセッコの大きな魅力の一つですね。

プロセッコツアーの詳細は、
デキャンターのトラベルガイドを参考に ↓
Prosecco tour and wineries to visit.


第3位
カヴァ(スペイン)















↑グラモナの畑 / Decanter.com より


日本でも高い人気を誇るスペインのカヴァが3位にランクイン。

デキャンター誌は、

 「スペインの太陽の元でスパークリングワインを飲みましょう。~中略~
  バルセロナに飛べば、歴史とアート、タパス、そしてナイトライフが楽しめます。」

とコメント。

冷涼なシャンパーニュ地方と違って
スペインの良さは何と言っても気候の良さ。
燦々と降り注ぐ太陽の元で楽しむカヴァとタパス。
想像するだけで素敵です。

カヴァツアーの詳細は、
マスター・オブ・ワインが選ぶトラベルガイドを参考に ↓
Sarah Jane Evans MW’s guide to best Cava wineries to visit


以上、皆さま行きたい産地はありましたか?

ワイン産地ツアーは、
おいしいワインが飲めることはもちろん、
周辺に素敵な観光スポットがあることも重要なポイント。

当たり前ですが、ワイン産地のメインは「畑」。
畑の他に遊べるスポットがないなんてこともしばしばですので。。

夏休みの旅行先の参考にしてみてはいかがでしょうか♪

2016年5月1日日曜日

“パリスの審判” でイギリス産スパークリングがシャンパーニュに勝利!

“パリスの審判”と聞けば
ワイン好きの方はピンとくる方も多いかもしれません。

これは、アカデミー・デュ・ヴァンの創始者が
パリで主催したブラインド・テイスティング。

当時まったく無名のカリフォルニアワインが、
シャトー・ムートンやオー・ブリオンといった
フランスワインを打ち破った、
ワイン界を揺るがした大きな事件でした。

実は、このパリスの審判が開催されたのは1976年5月24日。
今年で40周年を迎えました。

そんな記念すべき年に行われたのが、
シャンパーニュ VS 英国産スパークリングワインという
興味深いテイスティング。

イギリスのテレグラフ紙で、

「 イギリスのスパークリングワインが
 パリのブラインドテイスティングでシャンパーニュに勝利 」

という見出しで紹介されました。





















↑シャンパーニュに勝利した、イギリス産のスパークリングワイン
 「ナイティンバー・ブラン・ド・ブラン2009」
 ブラン・ド・ブラン部門で14人中9人の審査員が、 
 シャンパーニュ「ビルカール・サルモン ブラン・ド・ブラン」を上回る評価を下しました。


こちらのテイスティングは
英国のワイン&スピリッツ・トレード・アソシエーションが主催。
審査員には、フランスのレストランやバーから
ビックネームが名を連ね、
3部門中、2部門でイギリス勢が勝利。
残る1部門においては、シャンパーニュとタイという
イギリス勢の圧勝という結果に終わりました。

















↑イギリス ウェスト・サセックス州にあるナイティンバーの畑


実は、フランスより50年ほど早い17世紀の半ばから
スパークリングワインを生産していたといういイギリス。
(ただ、原料のブドウはシャンパーニュから運ばれたものだったそうです)

これまでシャンパーニュほどの名声を確立することはありませんでしたが、
ここ最近の地球温暖化により、
「ポスト・シャンパーニュ」として注目を浴びるようになりました。

実際、スパークリングワインが造られれているイギリスの産地の気温は
フランスのシャンパーニュ地方の数十年前の水準と同じになっているとか。
また、白亜質という特異な土壌条件もシャンパーニュと合致しています。

テレグラフ紙によると、
シャンパーニュの大手、テタンジェ社は、
イギリスのカンタベリー近くの田園地帯で
170エーカーの土地を購入したそうです。

また、同じようにポメリーも現地メーカーと共に
スパークリングワインをリリースする方針を発表。

大手シャンパーニュメゾンが造る
イギリス産スパークリングワインを目にする日も遠くなさそうです。


















このブラインドテイスティングにおいて、審査員の一人は

「イギリス産のスパークリングワインは、とてもフレッシュで、
 シャンパーニュよりずっとフルーティーだった。」

とコメント。

世界的なワインや食のトレンドが、よりライトな方向に向かっている今、
イギリス産スパークリングワインは、
重厚で他にはない複雑さが魅力のシャンパーニュに対して
また違ったアドバンテージがあるのかもしれません。

これからもますます目が離せない産地となりそうです。