2015年10月21日水曜日

シャトー・ムートン・ロスチャイルドの最新アートラベル発表!

毎年心待ちにされている方もいらっしゃるかと思いますが、
シャトー・ムートン・ロスチャイルドの最新ヴィンテージの
アートラベルが本日発表されました!























2013年のアートラベルを手掛けたのは、
日本で活躍する韓国人アーティストの李禹煥(リ・ウーファン)氏。

 李氏は、1936年生まれの韓国人。
1956年、20歳で日本に移住し、日本大学で哲学の学位を取得。
現在はアーティスト兼哲学者として活躍しています。
自然の素材を用いて表現される、
抽象的で強烈な個性を持つ作品は世界中の権威ある賞を受賞。
2000年の上海ビエンナーレでのユネスコ賞をはじめ、
ベニス・ビエンナーレ、パリのジュ・ド・ポーム美術館、
ニューヨークのグッゲンハイム美術館などで作品が展示されています。

2010年には、作品を高く評価する安藤忠雄氏が設計した美術館が直島に落成。
また、2014年にはパリのヴェルサイユ広場に多数の作品が展示されました。





















↑李禹煥(リ・ウーファン)氏

そんな李氏が手がけた2013年のアートラベル。
紫色のはっきりとしない線描が徐々に鮮やかさに満ちていき、
ワイナリーの中でやがて偉大なワインになる神秘が表現されています。

2013年ヴィンテージは、めまぐるしく天候が変わりましたが
最後は素晴らしい収穫となり、ボディのしっかりとした
典型的なボルドーワインに仕上がりました。

1945年から始まったムートンのアートラベル。
ダリ、セザール、ミロ、シャガール、ピカソ、ウォーホル・・・
そして、タピエス、ジェフ・クーンズなど
時代の最先端を走る現代アーティストたちがそのラベルを手掛けてきました。

 60年以上続いたアートラベルの歴史の中でも、
今回の李の作品は、最もミニマルなデザインではないでしょうか。

例年以上に話題を呼びそうなアートラベル、
来年のワインリリースが楽しみです♪

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